コスパ村の外注総務あんぱんです。
41歳で会社やめて自営しようとしています。
この記事は、「これから会社はなくなる」という未来は本当にありえる、少なくても40代以下の会社員は一刻も早く人生の準備をした方が良さそうという話でございます。
会社員に全身全霊どっぷりつかっていた時は全然気づかなかったのですが、起業準備をしている中で、どうやら普通に考えると会社員であり続けると本当に人生が全うできなくなる時代だと感じました。
目次
【問題】デジタル社会の今、会社員でも人生を生きぬけるか
今日の問題は、このデジタル社会を会社員でも生きぬいて人生を全うできるか、の考察です。
【結論】少なくても40代以下は会社員ではもう定年まで生活していけないと思う
結論、50代ではギリギリいけるかわかりませんが、少なくても40代以下の人はまぁまず間違いなくもう会社員では人生を全うできない時代だと感じるに至りました。
私自身今この瞬間はまだ会社員として在籍してますし、つい先月まで会社員として生きていく以外の選択肢は自分の中にありませんでした。
でも、起業準備をして初心者なりにこうして一生懸命サイトを作っていこうと少しずつ勉強していると、もうとっくにそんな時代ではなくなっていた事に愕然としています。
多分後から見ると変な記事なんでしょうけど、大枠はズレてないはずなので忘れてしまう為自分の備忘録としてもこの記事を書いています。
以下、理由を詳述します。
【詳細】今のデジタル社会で会社員では人生を全うできない理由
理由①デジタルパワーの代替によりビジネスに会社は不要
普段ネットを見ない、以前の私みたいな人に何とか伝えたい事なんですが。。。
ビジネスの要である商品の制作と宣伝について、制作のマンパワーも宣伝のマネーパワーも、今はデジタルパワーで代替できる世界になっています。
(どうやらそれ以上にマーケティングという概念があるらしい・・・)
私は全然知らずエリート社畜街道まっしぐらだったのですが、つい先月から例えばブログで生計を立てているような方たちの存在を知って、自分の固定観念と今現実にあるデジタルパワーをやっと認識して自分の中で受け入れる事ができました。
以前はマンパワーとマネーパワーのために必要だった会社は、今ビジネスには不要となっていく段階のようです。
理由②会社は会社員の人生を保証できる強者ではなくなっている
「終身雇用の時代が終わった」というのはとっくに言われてますが、それに対して私のような会社員の多くは「どこに転職しても通用する力をつけていかなければいけない」というふうに、あくまでも雇われる事を前提にした間違った方向への努力をしてしまっているのではないかと思います。
「終身雇用の時代が終わった」のはデジタルパワー代替のせいですから、デジタルパワーを使いこなして自分で利益を生み出す事を今ゼロからやっていかないと、10年後はアルバイトと同じ収入であれば良い方、このままいけば会社というものはなくなるのではないでしょうか。
昔あった「そろばん」、今エクセルがある社会で使わないですよね。
昔あった「連絡網」、今LINEがある社会で使わないですよね。
それと同じで、今ある「会社」、将来デジタル社会で使われないですね。このままいくと。
極端に言えば、この世には個人事業主と公務員しか残ってないかもしれません。
「人件費」「事務所賃料」「広告費」を大量に垂れ流しながらビジネスをしている会社と、「一人で」「自宅で」「ブログ書いて」サーバー代だけしかかからない個人と、どちらが生産性が高いかは一目瞭然。
生産性の低い会社は生産性の高い個人集団との競争で勝つために更なるデジタル化投資をしなければいけない状況で、負のループに入っていきます。
生産性の高い人間は会社に所属しませんし、生産性の低い社員に高い給与を払ってお願いをして働いてもらう立場になっていくしかないでしょう。
生産性の高い個人とも戦わなければいけなくなった会社は、競合他社と戦えば良かった今までと違い、今後弱者になるかもしれません。
社会的強者である王から人権を獲得した歴史のように、社会的強者である会社から人権を獲得する日も近いでしょう。
理由③弱者となった会社は生き残る為に会社員へ更に寄生してやがて倒産へ
ゆとり世代や働き方改革によってだいぶ変わってはきたものの、会社というのは社員の生き血を吸ってしか存続しえない現実は続いています。
要するに優秀な社員によるサービス残業ですが、これ無しで生き残れる会社というのはまずないのが現状です。
ですが、会社が弱者となり存続が厳しくなると存続のためまず会社がやらなければいけなくなるのは、会社員からの更なる搾取です。
「それではやっていられない」という風に会社員が優秀な人から辞めていきますので、寄生する対象がいなくなり会社は死んでいくことになりそうです。
【まとめ】会社員は人生の見直しを
私自身はこのデジタル世界において何の実績もないので何とも言えませんが。
普通に考えて、もう会社員としてだけではこれからの人生を生きぬくことは難しい。
会社員として働いているからと何も考えず安心していては極端に言えば死を招くでしょうから、どんな形であれ準備を始めることを強くおススメします。
(いやいかんこれは伝わらんな、私自身がまず何者かにならなければ・・・)
【おまけ】私の場合
私の場合は、13年前に初めて社会に出て、平均年収1400万円の一部上場企業で総務部のファシリティマネージャーのポジションをもらった時に、
今でも尊敬し感謝している当時の部長に「ゼネラリストを目指しなさい」と言って頂いて、ずっとゼネラリストであることについ先月まで10年以上ずっと誇りを持って生きてきました。
でもそこで連日の徹夜で10年以上苦労してキンキラに研ぎ澄ましてきたゼネラリストとしてのスキルはとっくにそれだけでは今のデジタル世界にはまったく太刀打ちできない状況になっています。
唯一の頼みの綱は、そこで培った「いまさらここからでも絶対になんとかしてやる」という総務魂だけ。
皆さん恩人がいると思いますし、恩人であることはこれからも間違いないですが、でも10年以上前の彼らの言葉に囚われていては生きていけません。
その時と時代が違うので。
今からデジタル社会対応を開始するのが遅いかというと、私含め相対的に遅いことは間違いないでしょう。
でも、生きるのに間に合わないことはないはず。むしろ、このままでは座して死を待つのみです。
「固定観念」と「生きるのに邪魔な誇り」と「歴史」を捨て、生きぬくために、笑われながら地べた這いつくばって今から全力突破しましょう。