コスパ村のあんぱんです。
会社員時代の会社コスパ向上の実績は人生にも通用すると信じ、今からお金持ちになってやろうと思っているド庶民です。
この記事は、
お金持ちになるために「生活や暮らしの人生コスパを上げたい」
「けれども何をすれば良いかまったくイメージがわかない」
という方向けに仮説を示した記事です。
結論、
ド庶民なので私もわかりません。でも
①調べながら自分の頭で考えて人生コスパ向上の仕組設計
②ひたすら設計組立て
③エラー原因分析と修正で一旦完了
④メンテナンス運用
⑤コスパを一つ一つ蓄積していく
しかないはずです。
以下詳述します。
①調べながら自分の頭で考えて人生コスパ向上の仕組設計
まず「調べながら自分の頭で考える」という作業ですが、ここを曖昧にしておくとマズイので一旦整理しておきます。
調べるとは、他人が他人の人生で得た知識経験を知る作業。
自分の頭で考えるとは、自分が自分の人生をどうするか整理する作業。
他人様と自分を明確に分けなければいけません。
そして、今日の問題は自分の人生コスパ向上の方法ですので、自分の頭で考えるべき内容です。
ですが、旧石器時代の失敗からスタートでは現代社会の競争では到底勝てません。
ですので、「調べながら自分の頭で考える」必要があります。
では具体的にはどうやるのでしょうか。
言葉は知らなくても皆さんやっていると思いますが”弁証法”という方法を使います。
『正解の無い問題について、自分の答えは「二次元の四角」、他人の答えは「二次元の丸」』
であるときに、
「もしかしたら、自分は横からしか見えていなくて、他人は上からしか見ていないだけなのではないか。実はソレは三次元の円柱なのではないか。」と一つ高次元で答えを統合し、
それを新たな自分の考えとする事です。
このどこまでも精神力の必要な地道な作業を継続する事が、
「調べながら自分の頭で考える」です。
避けられるものなら避けたいコストですが、この面倒な作業はどうしても必要です。
なぜなら他人の知見がそのまま個別具体的な自分の人生にそのまま当てはまることはまずないからです。
お釈迦様やキリスト様やおばあちゃんの答えも、いろんな長所短所や癖のある自分が今向き合っている特殊な問題にも当てはまる保証などありません。
何より、他人の答えを丸ごと鵜呑みにするだけで生きようとすると、いくらでもある失敗の度にその他人のせいにして終わりにするしかなくなります。
そんな人生には吐き気がするではありませんか。
この「調べながら自分の頭で考える」こそコスパの資源です。
「人生コスパを上げる仕組」を「調べながら自分の頭で考え」設計して下さい。
仕組が正常稼働してパフォーマンスを出すかどうかの大部分は設計段階にかかっています。
この仕組の設計の基本がどうしようもないと、今から大量投下するコストの大部分が無駄になります。
あまり失敗を恐れて何もしないのはコスパの観点からは本末転倒ですが、その仕組がそもそも本当にパフォーマンスを生むものなのかもう一度考え、念には念を入れ時間をかけて慎重に設計してください。
では以下では、
「水道料金を払って蛇口をひねる(コスト)と、水が出てくる(パフォーマンス)」
というコスパを得る為の仕組を
「浄水場を作って川からそこまで水を引き、実績のある業者をみつけて買った水道管で〇〇村のこのポイントを通し□□町のあのポイントを通し、重力と電気とポンプの力を使って野を越え山を越え、各家庭まで水をもって来よう。期間は修正作業を含めて何年間。」
と設計した事を例にして、話を進めましょう。
(水道作った事は無いので実際は全然違うのでしょう。プロの方はごめんなさい。)
②ひたすら設計組立て
設計が終わったらあとはその設計を、ただひたすら組立てる作業をします。
この段階ではものすごいコストを大量に投入する必要があります。
組立て作業には数々の予想外な問題が立ちはだかりますので、当初の設計どおりにはいきません。
組立てながら実際に則して新たに設計を組みなおして、目的である川から各家庭まで水を届けるのに最適な方法を取ります。
とにかくひたすらコストをかけて作業です。
③エラー原因分析と修正で一旦完了
やっとやっと川から家庭までの水道管を組立てたとします。
蛇口をひねってみましょう。
たいていの場合は水が出ないのが普通です。
どんなに慎重に設計・組立していてもです。
川から家庭までは、(もしかしたら何万かそれ以上の)要素のとにかく全てが正常に稼働していないと、水は届きません。
そこで原因を分析して原因箇所を修正する必要があります。
原因を分析するときは、
始点から終点に向けて、どこまでが正常稼働範囲なのかを確認し、支障が出ている場所を限定する作業を重ねる事で原因を特定し、問題を切り分けていきます。
「川から家庭までの中間地点に行って、水がそこまで来ているか確認しよう。」
「来てみたが、水が全く来ていない。」
「そうすると、川から中間地点までの間に問題があるはずだ。」
「じゃあその更に中間地点まで行ってみよう。」
「ここには十分に水が来ている。」
このように、問題が生じている範囲をどんどん小さくしていきます。
すると最終的には、
「〇〇村の崖の下までは水が来ているがその崖の上に水が来ていない」まで特定でき、
「水道管は破損していない。」
「であれば、ポンプが動いていないのではないか」
「ポンプを見てみよう」
「ポンプ自体は故障していなかったが、ポンプに電源が刺さってなかった」
というように原因を分析して修正していきます。
このように100箇所くらいの修正をすれば、
いよいよ一旦完成です。
修正が必要なのが普通ですので、設計の段階でこの期間とコストを見込んでおく必要があります。
でないと、ここまでやったのに事情によっては挫折するしかなくなる場面も出てきます。
④メンテナンス運用
浄水場を安全に問題なく運営するために管理員を置く必要があります。
業者に費用を払って各拠点に異常を感知する保守システムをおき、全体のシステム系統を遠隔監視する人員の人件費も必要です。
経年劣化による水道管やメーター、各種機器を交換し、
台風が来る前にダムの水を減らしておきます。
そんなルーティンの他にも、
システムエラー、ヒューマンエラー、災害対応に対応するため、
運営コストがかかります。
それでも、何万人が払う水道料金により、継続するメンテナンス費用をまかなって②で組立てる際の初期費用を当初の設計どおりの期間で回収できるのであれば、
何万人が毎日川まで水を組んでろ過して使うよりもコスパが良い
という事になります。
⑤コスパを一つ一つ蓄積していく
「10万人の人にとって2か月に一度6,000円の水道料金を払えば水に困らない」
というコスパを実現させたら、
メンテナンスは人に任せられれば更にコスパは良いです。
同じ事を、電気、ガス、と用意してしまえば、
一度苦労して組立てた仕組がずっと機能しているので
生活のコスパは蓄積されていき、どんどん良くなります。
水道については素人が何も知らず適当な事ばかり言ってごめんなさい。。。
違うぞこのやろう!という所があればご指摘いただけると弁証法になり本当に助かります。
お伝えしたいのは基本的な考え方なのでご容赦頂ければ幸いです。
みなさんどこまで人生コスパ蓄積しますか。